秋分の日とは2015/05/01

秋分の日は、1948年に制定された、「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」ことを趣旨としています。 仏教ではこの日に宗派にかかわらず墓参りをする人が多いのはその意味があるからです。
秋分の日は昼夜の長さが同じになる日です。 お彼岸とは、秋分の日を含む前後3日間合わせて7日間の事です。

秋分の日は、国立天文台が観測し、つくっている「暦象年表」に基づき閣議で毎年決定されています。 毎年2月1日に官報の暦要項で、翌年の「春分の日」「秋分の日」を公表されます。

この日は二十四節気の一つで、一年で昼と夜の長さが等しくなる日です。

二十四節気とは1年の太陽の黄道上の動きを視黄経の15度ごとに24等分し、その区切りの日から次の区切りの日までの期間の一つ一つに付けられた季節をあらわす名前で、その季節を表すために春夏秋冬などの名前があります。
数年先まで計算した予定もありますが、地球の運行状態が変わると春分・秋分の日も変わってきてしまいます。
天文学に基づいて毎年決定される祝日は世界でも珍しく、いままでの秋分の日は、1979年だけ9月24日で、1980年~2011年までは毎年9月23日、2012年は9月22日でした。 2012年から2044年までは9月23日で、うるう年だけは9月22日。 次に9月24日が秋分となるのは2103年、つぎは2107年。
春分と秋分の日は昼夜の長さがほぼ同じですが、実のところは、日本付近で平均的に14分ほど昼の方が少しだけ長いのです。実際に昼と夜の時間が最も同じになるのは秋分の日からだいたい4日後くらいと言われています。

お彼岸といえば「おはぎ」

秋分の日が9月23日だったとしたら9月20~26日までがお彼岸です。
このときのお供え物といえば、おはぎが定番です。
おはぎを食べる理由としては、小豆の赤い色は邪気を祓い、災難を除けると信じられてきました。 そこで、お彼岸にはご先祖さまを慰めるため供え物として、そして秋の収穫の恵みに感謝するために食べられるようになりました。

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